フリーランスプログラマになるまで

お盆休みも色々なものに追われて気付けば終わっていました。
小旅行でもしようかと思っていたんですが、結局は京都の実家まで50km程のサイクリングだけに、、、

サイクリングできただけでも良かったですけどね。

とそんな話は置いておて
今回は自分がフリーランスになったきっかけとこれまでの経歴を簡単に書いていこうかと思います。

将来、フリーランスを目材している方や何となく気になっている方は一つの事例として参考にしてもらえればいいかと思います。
※ただ少し特殊なんで参考になるかは分かりませんが…

先ずはこれまでの経歴から書いていきます。

フリーランスプログラマーになるまで

1.高校時代 – プログラムとの出会い –

自分がプログラムを初めて触ったのは高校の頃でした。
普通の学校に特に魅力を感じなかったので工業高校に進学したのですが、そこでC言語の存在を知りました。
その時はC言語にも不慣れでまともなプログラムを組めませんでしたし、プログラムのプの字も理解していませんでしたね。

ただ初心者なりに楽しみながら勉強していました。

 

2.専門学校時代 – 本格的にプログラムの勉強開始 –

ゲームが好きだったこともあり、自分でゲームを作ってみたいと思うようになっていました。
大学と専門学校のどっちにするか悩んだけど、やりたいことがゲームプログラムと決まっていたので専門学校を選びました。

専門ではもう一度C言語の基礎から始めたんですが、2度目だからか以前よりちゃんと理解できましたね。
このころに知ったんですがコマンドプロンプトだけでも意外とゲームって作れますよねw

その後は以下のようなことをしていました。

  • 学内配布のライブラリを使った2D, 3Dゲーム制作
  • 学校の先輩からC++で作ったゲームのソースコードを貰って勉強
  • DirectX9を使用した描画やサウンド、入力などの基礎を勉強
  • HLSLを使用したシェーダの勉強
  • 自作ライブラリの制作
  • ゲーム企業へのインターン

在学中には就職作品を除いてはすぐに作れる簡単なゲームしか作りませんでした。
どちらかといえば自作ライブラリを作ることに夢中になってました。
※だって自作ライブラリはプログラマのロマンでしょ!w

インターンは運よく大手の精鋭プログラマが独立して作った会社へ行けました。
ここで学べたことが後々の自分に大きく影響していると思っています。

ライブラリ制作に夢中で就活をしてなかったせいなんですが、在学中にはIT企業への内定しか取れていませんでした。
ですが自分はゲーム企業への就職を希望していたのでそこへ行く気にもなれずそのままニートの道へ走ってしまいました。

 

3.社員時代 – 始動、ゲームプログラマ –

専門を卒業後にニートの道に入ったのですが、流石に就職しない訳にもいかないので就活を始めました。
そして半年後に晴れてゲーム会社の内定をもらうことが出来ました!
※ゲーム会社は通年で募集しているところが多いのでいつでも受けられる会社が沢山あります。

自分はまず新卒として社員50名程度のゲーム会社に就職しました。
1年目はタイミング良く開発初期のゲームに関わることが出来たのでHUD等のUI全般の実装を任されることになりました。
開発初期でシステムもない状態だったのでライブラリ制作の経験を生かしてOpenGLの勉強もしながら描画や2Dのフレームワークを実装していきました。
あとは開発中盤では人手が足りていないメモリの管理機能なんかも対応しましたね。

2年目にはHDリマスターのゲームでフレームワークから描画全般を担当することになり、これまた学生時代の経験が役に立ちました。
ここではエフェクトやシェーダ、算術回りなど多岐に渡って担当をしていました。

3年目以降はUnrealEngine3を使ったゲーム開発に携わり、ゲームエンジンを利用した効率的な開発について学びました。
UnrealEngineのソースコード読むのって結構楽しいですよね!

そうこうしているうちに丸3年の月日が経っていたんですが、1つの会社に留まっていると経験できる事が限られてくるのでもっと色々な知識や経験を積むために退職を決意しました。
そこで働いたのは合計で約3年半でした。

 

4.フリーランス時代 – 独立のきっかけは突然に –

退社後はしばらくは休んで次の仕事をどうするか考えていました。
この時はまだフリーランスになろうと考えていなかったんです。

そんなある日、専門時代のIT系の学科にいた先輩から連絡がありました。
「起業したけどプログラマが足りていないから少しの間、手伝ってくれないか?」

ゲームに限らず色々な経験を積むつもりで退社したのでこれは好都合と手伝うことにしました。

ただ手伝いと言っても先輩はそれなりの報酬を用意してくれたので確定申告をする必要が出てきました。
この時に初めてフリーランスになることを考えました。

社員になるつもりはないけれど自分で働いて稼いだ分には税金のことも考えないといけない。
その為には宙ぶらりんな状況ではなくちゃんとしようと思ったんです。

そしてフリーランスとして先輩の会社で半年ほどお世話になりました。
ただその後の仕事に当てもなかったのでどうするか悩んでいました。

すると次は前の職場で先輩だった人からお仕事の話が舞い込んできました。
「知り合いの会社でプログラマが足りていないから出向しないか?」

ゲームの仕事を離れて1年が経っていましたが、それなりにプログラマとしての自信がついていたので、ここで本格的なフリーランスとしての仕事を始める覚悟を決めました。

実際にその頃から会社員をしていたころの倍程度を稼げるようにもなり、仕事上での立場も責任のある立場を任されることが多くなったので独立したんだと自覚しましたね。

今年いっぱいはそこにお世話になる予定なので約2年半の間お世話になることになります。
まだ次に行くところは決めていませんが、過去に一緒に仕事をした方から複数のお話を頂いているので安心して働けています。

フリーランスは仕事ができることが一番重要だと思われる方もいるかもしれません。
確かに仕事ができるというのは重要な事です。
ただそれだけじゃなく一緒に仕事をしたい、この人なら安心できると思ってもらえる人になることがフリーランスにとって一番大事な資質だと自分は思っています。

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