フェリーの中では全く眠れていなかったのですが、
1日目に泊まったホテル川六では熟睡できたのでかなり元気になった2日目。
ただ寝すぎてホテルを出る時間が少し遅くなってしました。笑
2日目(6/2 高松→徳島)
泊まったホテルには朝食バイキングがあったので、そこで朝食を頂きました。
朝食後は友人や家族にうどんのお土産を買おうと軽く散策。
ホテルの近くにあった『讃岐ざるうどんの宗家 川副』でお土産を買ったのちに郵便局を探して郵送。
そんな事をしていたら気付けば11時頃になっていました…。
今日の宿が見つかるかもわからない状態でゆっくりし過ぎました…。
そんなこんなでやっと高松を出発。
先ずはお昼の食事処を探そうと決めて進んで行きます！
高松は比較的に都会のような場所なんですが、少し進むと住宅街しか見当たらない場所に出ます。
しばらくはまたこの景色か…と思いつつ進んで行くと何やら聞いたことのある地名が。
そうここは『さぬき市』。
讃岐うどんの本場です！
ここに来たら本場の讃岐うどんを食べなければという使命感に駆られてしまいます！
いくつか調べて見ると、道を逸れて数km程のところに天ぷらが魅力的なうどん屋があるとのこと。
道をそれてここでいいのか？という道を進むこと約20分。
何とか目的の『麺処まはろ』にたどり着きました。
平日の13時頃で交通の便も良くない場所にも関わらず、少し人が並んでいました。
周りの人の話を聞いていた感じでは、タクシーやバスを使って来ている人が多いようです。
そんな感じで並ぶこと15分。
ついに自分の番がやってきました。
今回注文したのは『天ぷらうどん』！
海老、あなご、とり肉、野菜と天ぷらだけでも十分過ぎるレベルの美味しい一品でした。
四国じゃなければ天ぷらだけで1000円ぐらいするんじゃないの？と思います。
ご飯の後は朝の遅れを取り戻すために再び走り始めます！
さぬき市を超えて再び田んぼや住宅街の道をひたすら進みます。
今日の途中までの道のりは線路に沿った道だったので道が分かりやすくて楽でした。
そして少し海の見える道も走りながら進むこと60km。
昨日に引き続き、木と山しか見えない道が…。
山も楽しいんですが、知らない土地でどこまで続くか分からない山は少し不安になります。
そんな中で山を走っていると何やら『石アート館』なるものが現れました。
俺の知ってる太陽の塔と違う！？
ゆっくり観るのも面白そうでしたが、先が長そうなので写真を撮るだけでスルーしちゃいました(笑)
ただこの場所でこの旅最大の失敗をしたことにまだ気付いてませんでした…。
そこから山を登って下ってしばらく進んでところに分かれ道と川があったの休憩して写真を一枚。
奇麗な山の中の景色。
そしてここで悲劇に気付きました。
自販機があったので飲み物を買おうと財布を探すと…無い！
お金もカードも全部財布の中にあるので、このままだと立往生してしまう。
最後に財布を見たのはいつだ？
確か2,30km程前にコンビニで買ったのが最後のはず。
そこまで戻っていたら宿も無い暗い山の中で夜を過ごすことになるかも？
携帯のバッテリーがあるうちに助けを呼ぶか？それとも引き返すか？
色々な考えが頭の中を駆け巡り。
そこで1つ思い出します。
財布の入ったフレームバッグは『石のアート館』で写真を撮るために空けていた。
あそこまでなら5kmも無いはずだから戻っても何とかなるはず。
一か八かだと考えそこまで戻りました。
そして写真を撮っていた場所の地面を探してみると、見覚えのある小さな財布が。
正直、見つからなければ徹夜で走って大阪まで行こうかと考えていました。
何とか見つかった財布をもう絶対に落とすものかとフレームバッグの奥に締まって再び走り始めます。
財布を落とした際の心労と続く山道にかなり疲労が溜まりました…。
山道を進んで行くと『鳴戸市』の市街地にたどり着きました。
折角だから鳴戸大橋も見てみたいなと行き方を調べてみると、渡船で大毛島に渡っていく必要があるとのこと。
グーグル先生に頼りながら道を進んで行くと市街地の中にポツンとある船着き場に到着。
少し待っていると対岸から船がやってきました。
人生初の渡船！
短い時間ですが、景色はキレイでした！
渡船を降りてからは大毛島の住宅街と田んぼ道を更に進んで行きます。
進んで行くと先ずは千鳥ヶ浜。
そこから端まで直線距離だとすぐなのですが、ここでまた落とし穴が…。
橋はかなり高い位置にあるので、橋の上まで行くためにはひたすら急な坂道。
既に100km近く走った後に来る坂道は流石にツライ…。
途中で諦めそうになりながら登っていくと、ついに鳴戸大橋がその姿を現します。
淡路島まで続く鳴戸大橋。
この下には鳴戸の渦潮があります。
ここに着いた時間は18時。
渦潮も見たかったのですが、17時までしか渦潮は見れないそうです。
朝にもう少し早く出ていれば…途中で財布を落とさなければ…と悔いが残ります。
鳴門大橋を見ている時にクロスバイクに乗った韓国人の男性(20代前半)との出会いがありました。
その時は日本横断の旅をしていて、九州はすでに制覇してきたそうです。
この日はテントで一泊して翌日に渦潮を見るとのこと。
テントの無い自分は仕方なく元来た道を引き返して再び渡船へ。
戻ってから気付いたんですが、渡船は19時前が最後のようなので、あと10分長居をしていれば島に取り残されるところでした(笑)
最終便の渡船から見る夕日はキレイです。
今日は鳴門市で宿を探そうかとも思ったんですが、徳島まであと15kmも無いので徳島まで行くことにしました。
この辺りの道は山道も無く道も分かりやすいので夜でも問題なく走れました。
そして走ること1時間。
ついにやってきました徳島！
父親の母校である徳島大学。
目的地に着いたら先ずはホテルを探し。
この日は一駅離れた辺りにある徳島ワシントンプラザホテルに決めました。
駐車場には常に人がいるようなので自転車はそこに置かせてもらいました。
そして遅くなってしまいましたが晩御飯探しの開始です！
徳島と言えば『徳島ラーメン』。
という訳で近くにあった『東大』というラーメン屋に行きました。
初めてなのでよく分かっていなかったんですが、徳島ラーメンはセルフで生卵を入れるそうです。
濃い目の味になっているので好みに合わせて生卵を入れていきます。
自分は1つだけ生卵を入れて食べましたが、疲れた体に濃い味が凄く美味しいです！
後で知り合いに聞いた話では、ご飯を頼んで卵かけご飯にする人もいるみたいです。
よく考えたらうどんとラーメンで2日続けて麺類ばかりなので次の日はそろそろ海鮮を食べたいなと思いながらホテルに帰ってこの日は休みました。
2日目の走行情報
活動時間：10時間00分
走行時間：6時間00分
平均速度：20km
距離 ：120km
高度上昇：530m