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データブレーク

データブレーク

プログラミングをしていると、想定外の不具合が発生することはよくあります。
※人は必ずミスをする生き物です。

変わるはずのない変数の値が変わっていたり、突然プログラムが強制終了したりと様々です。
そんな時に予想される不具合がメモリ破壊です。

メモリ破壊は破壊直後に落ちずに、破壊したメモリが参照されるときに初めて不具合が分かる事が多いので、不具合の原因を調査するのが困難です。

そういった時に有効なデバッグ方法の一つがデータブレークです。
データブレークとは指定したアドレスの内容が変わった時にブレークするデバッグ機能の事です。

Visual Studioでのデータブレーク設定

Visual Studioでデータブレークを設定するには下記の手順が必要になります。

  1. 任意の場所でブレークポイントを置いてプログラムを中断させる
  2. メニューバーの[デバッグ] -> [ブレークポイントの作成] -> [データブレイクポイント]をクリックする
  3. データブレークポイントを設定するアドレスを入力する

こんな感じに変数名のアドレスを直接していすることもできます。

データブレークに引っかかると下記のようなダイアログが表示されます。

 

これが出来ればメモリ破壊の調査も一段と捗ります。
むしろデータブレークが無ければ調査はかなり難航するのでプログラマーを目指すなら必ず使いこなしましょう!

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